ただ、シンプルなだけでは音ゲーとして面白みに欠けるのではないかと考えて、中盤からは変則的な伴奏を加えてみました。右手で4/4拍子のメロディを弾きながら左手で12/8拍子のアルペジオを奏でるというもので、独特のきらびやかさやダイナミズムが生まれたのではないかと思います。異なる拍子を同時に演奏するというところから二律背反というタイトルをつけました。
とはいえ、スマホの音ゲーでそういった譜面を作るのは難があるのかどうかわかりませんが、現状ではもっとも難易度の高いHard(★7)でも異なる拍子を同時に演奏するパートはほぼないようです。それでも曲の展開に応じて両方の拍子を弾き分ける譜面になっているので、プレイの際にはぜひ違いを楽しんでいただければと思います。
『DEEMO II』は無料でプレイできます。追加楽曲パックには有料のものもありますが、「Ambivalenz」はシナリオを進めていくと巨木の切符レベル19の報酬として解放できるので、ゲームを長く進めていただければ無料で遊べるようです。他にも素晴らしい楽曲がたくさん収録されていますので、ぜひプレイしてみてください。