アレンジアルバム『天穂のサクナヒメ 実演楽曲集 奏 ―かなで―』公式サイト
3×4×S
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【奏】参加アーティストインタビュー 3×4×S
【奏】参加アーティストインタビュー しゃみお
三味線奏者のしゃみおさんとチェロ奏者のヌビアさんによる唯一無二の音楽ユニット3×4×S(サシス)。もともとYouTuberとしても活動されるしゃみおさんの演奏を見てアレンジアルバムにお誘いし、その流れから3×4×Sの存在を知ってユニットとしても参加していただけたらと思い、ラスボス曲「龍 ―みずち―」の演奏をお願いしたという経緯は、上記のインタビュー記事にもあるとおりです。
全体的に生演奏に特化したアルバムの中で一際目立つEDMのリズム、宗教的なコーラスも加わったアレンジを背景に鋭い三味線と力強いチェロが響くという楽曲は、アルバムのクライマックスを飾るのにふさわしい壮大な曲となっています。サクナの楽曲であると同時に3×4×Sワールドが存分に展開される一曲を、コンビならではの息の合った演奏でお楽しみください。
アルバムではしゃみおさん単独で「魁 ―かしら―」にも参加していただきましたが、今回のライブではお二人ともに単独で参加する曲が複数あり、出演機会が多くファンには嬉しいライブとなっています。
しゃみおさんはインタビュー記事の時点ではYouTubeの登録者数が15万人でしたが、当時から一年も経っていないのに現在は24万人まで伸ばしており、人気にますます拍車がかかっています。「魁 ―かしら―」の他にも三味線が映える曲を複数演奏していただけます。
ヌビアさんは前回の記事にも書いたとおり「ヤナト田植唄・巫 ―かみなぎ―」に参加していただいているほか、「その曲にチェロが入るのか!」というような意外な曲に加わっていただいています。ぜひご期待ください。
うさぎいぬ
【奏】参加アーティストインタビュー うさぎいぬ
和太鼓奏者のうさぎいぬさんは、今回のライブ参加者の中でもっとも楽器の搬入出が大変だった方です。下記のツイッターの写真を見ればわかるとおり、一抱えもあるような大きな和太鼓をたくさん大型車に積み込んで持ってきてくださいました。
太鼓自体の大きさや素材によって音の高さや響きが異なるのですが、それに加えて叩き方や叩く位置によっても変わってきます。ひとりでこれだけの数の太鼓を自在に操ってグルーヴを生み出していく姿は、見ていてとてもカッコイイですし、派手で大きな動きはライブとしても映えますね。上記のインタビュー記事に使用太鼓の解説があるので、あわせてご覧ください。
うさぎいぬさんにも「ヤナト田植唄・巫 ―かみなぎ―」に参加していただいたほか、この曲があるからこそ和太鼓に参加してほしかった火山のダンジョン曲「焔 ―ほむら―」を演奏していただきました。アレンジアルバムでは和太鼓メインに編曲された「赤耀」という曲で収録されましたが、今回のライブではオリジナル版の「焔 ―ほむら―」をベースにしてライブ用に少し手を加えています。和太鼓のソロもとても勇ましく、「そうそう、こういうのがやりたかったんだよ!」と自分のイメージしていた楽曲が実現できて、こんな機会をいただけて改めて嬉しかったです。
本日は、様々なアーティストにお越しいただきオンラインライブの事前収録を行いました!こちらは放送前に一部お見せいたしますので是非楽しみにお待ちください。オンラインライブは2月19日放送。チケットは好評販売中です! #SAKUNA https://t.co/P0QC1slyhO pic.twitter.com/skRYH66DWu
— 天穂のサクナヒメ オンラインライブ 奏祭 ─かなでまつり─@2022/2/19 (@kanadematsuri) January 8, 2022
太田豊
公式サイト
【奏】参加アーティストインタビュー 太田豊
三浦元則
音無史哉
雅楽演奏家の太田豊さんは富山県にお住まいで、北陸新幹線新高岡駅の発車メロディを作曲されたり、地元の産業を生かしておりんを音楽に取り入れるなどの活動もされておられます。今回は収録のために東京までご足労いただきました。
篳篥を担当される三浦元則さんは「奏 ―かなで―」にもミュージシャンとしてご参加いただいています。笙を担当される音無史哉さんは今回が初めてのご縁となります。
上記の収録風景の写真を見ていただくとわかるとおり、お三方とも狩衣と烏帽子を身につけた正装で演奏されています。私は控室には立ち入らないようにしていたのですが、皆さん着替えに時間がかかることから長く控室にいたため、あまりお話をする機会がなかったのが今思うと惜しいことをしたと思っています。もっとも、私に雅楽の知識が乏しいため、本職の演奏家の方々にどうお声がけしたら良いかと気後れしていたところもありますが…。
「奏 ―かなで―」の1曲目を飾る「朧 ―おぼろ―」、それに続く「祓 ―はらえ―」は2曲とも太田さんのアレンジ・演奏によるもので、アルバムを聴き始めた瞬間から幽玄な雅楽の世界に誘われる、空気感の素晴らしい楽曲です。今回はその音楽としての美しさに加えて、映像面からも荘厳さを際立たせ、より一層引き込まれるライブとなっています。
私も現場でカメラの映像を通して見ていたのですが、普段神社くらいでしか耳にする機会のない雅楽の音色を生で聴き、凛とした正装の演奏姿を生で見て、「これは本当にゲーム音楽のコンサートなのか…?」と不思議な感覚に陥りました。本当に貴重な機会ですので、ぜひ多くの方にこの感覚を共有してもらえたらと思います。
また、太田さんには意外な曲でも演奏に参加していただいています。「奏 ―かなで―」の完成版をお送りした際に特に気に入られた曲を挙げて、「ライブの機会があればコラボしてみたいですね」と仰っていただいたのですが、それが今回実現することができました。
上記の3×4×Sさん・うさぎいぬさんもそうですが、「奏 ―かなで―」では個々に参加していたミュージシャンたちが一堂に会することにより、化学反応が起こって新しい音楽が生まれていくのが本当にすごいことだと感じました。
ぜひライブ前にアルバムで予習しつつ、さらにそこから広がる新しい世界にご期待ください!
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